皮膚科症例のご紹介

猫の皮膚病ではいくつかのタイプが認められます。
主に「皮膚炎(赤くなる、痒くなる)+ 掻く行為、舐める行為」により悪化が認められます。
原因も様々で繰り返しやすいケースも比較的多い印象です。

頭頸部に認められる皮膚病

頭部、耳の周囲、目周囲、顎周囲、頬、首周囲に湿疹様病変が認められます

四肢や股などに湿疹様病変が認められます
感染症による皮膚病変
過度の舐め行為による皮膚病
免疫が関与している皮膚病変

それぞれで対処方法が異なるのはもちろんですが、生活環境(同居猫の有無など)や性格、生活スタイル、内科疾患、アレルギー素質なども悪化要因になっているケースもありますので、柔軟な対応が求められます。
当院では個々で異なる皮膚病に対して多角的なアプローチを行ない、飼い主さんの協力のもと、改善を目指しております。